赤いドクロのマークが、ボトルにデザインされているのが印象的なインフィニクス「VOODOORIDE(ブードゥーライド) JUJU(ジュジュ)」。
カルナバ成分を配合してある、ワックスインカーシャンプーです。
配合されているカルナバは、カーワックスに使用されている位メジャーな成分で、当然、このインフィニクス「VOODOORIDE(ブードゥーライド) JUJU(ジュジュ)」で洗車をした後は、ボディ面の撥水性能や艶・光沢が増す事は想像出来ます。
しかし、このカルナバ成分を配合してあるのは、撥水させる事が目的では無く、洗車後の水引を良くし、ボディ面に極力水滴が残らないようにするのが目的みたいです。
そこで、実際に洗車で使ってみて、どれ位洗車後の拭き上げが楽になるのか、また、洗浄性能などもレビューしてみます。
「VOODOORIDE(ブードゥーライド) JUJU(ジュジュ)」の特徴や使い方
快適で楽な洗車のために、泡切れの良さとすすぎ水が水滴跡を作らず乾燥していく不思議な水引き性能を持たせてあります。
パッケージ裏面
ボトル裏面には、「VOODOORIDE(ブードゥーライド) JUJU(ジュジュ)」の謳い文句や使用方法、使用出来る場所などが記載されています。
特徴や効果
最高級カルバナロウ配合の濃縮カーシャンプー。ボディーカラーやコーティングの有無に関係なく使用できます。成分配合にこだわり濃密な泡立ちと高い洗浄力、そしてすすぎ後に水滴跡を残しにくくする水引き特性を実現しました。
楽で効率的に洗車ができます。洗車後はプロも認める程のしっとりとしたカルナバの艶が愛車を輝かせます。
使用出来る場所や使用可能回数
車両の外装(全色対応・コーティング施工車両・マット塗装車両)
- 車のボディ
- 窓
- タイヤ
- モール・バンパー
- ヘッドライト・レンズ
- エンジンルーム
- 内装・インテリア
1回30ml使用で、約16回洗車が可能
使用方法
- STEP1車を水洗い使用前に車の全体を水で流し、軽く砂や泥を洗い流します。
- STEP2バケツに泡を作るバケツに本剤を約30ml入れ、きれいな水4Lで薄めます。このとき、勢いよく水を注ぐと、キメの細かい泡を作ることができます。
- STEP3車を洗うスポンジまたは清潔で柔らかいクロスにたっぷりと本剤を含ませ、車両の高い部分から洗っていきます。
- STEP4シャンプーを水で洗い流すカーシャンプーによる洗浄が終わったら、きれいな水で洗剤を洗い流してください。
季節によっては、ボディー上の洗剤が乾いてしまうことがあります。その場合は、スポンジやクロスで撫でるようにして水で洗い流してください。
- STEP5ボディの水滴を拭き上げるすすぎ終わったら、清潔なマイクロファイバークロスを使用し、残った水滴を拭き取ります。
「VOODOORIDE(ブードゥーライド) JUJU(ジュジュ)」で洗車してみたレビュー
シャンプー洗車する前の車の状態
埃や大きいゴミなどが付着していない状態にするため、高圧洗浄機で予備洗いした状態です。パッと見はボディは汚れていないように見えますが、かなり汚れています。
車のルーフ部分をアップで見ると、ボディに汚れが付着しているのがよく分かると思います。実際、高圧洗浄機の水洗いだけでは、車は綺麗にならないという事が分かると思います。
後、「VOODOORIDE(ブードゥーライド) JUJU(ジュジュ)」でシャンプー洗車前の水滴の付き具合として見て下さい。
バケツに泡を作る(泡立ちやキメ細かさ)
「VOODOORIDE(ブードゥーライド) JUJU(ジュジュ)」の液剤の色はグリーンで、なんかちょっとスライムを思い出してしまいました。使用方法で、水4Lに対して30ml使用(キャップ4杯分)となっていたので、既定量通りバケツに投入後、水道水を注いでいきます。
よくカーシャンプーの液剤を入れたバケツに、シャワーヘッドから水を注いでバケツにカーシャンプーの泡を作っている場面が多いですが、洗車をしようとする人全てがシャワーヘッドを使える環境では無いので、正直、現実的では無いと考えています。
普通の蛇口からバケツに水を注いで、それでどれ位カーシャンプーの泡が立つか。通常、ワックスインシャンプーの場合、泡立ちが悪い事が多いのですが、「VOODOORIDE(ブードゥーライド) JUJU(ジュジュ)」は、思った以上に泡立ちは良い方です。
実際に車を洗車してみた場合
実際に車のボディに「VOODOORIDE(ブードゥーライド) JUJU(ジュジュ)」のシャンプー泡をスポンジに付けて、軽く撫でるように洗ってみました。
通常のコーティング車用カーシャンプーと同じように、しっかり泡洗車ができ洗いにくいといった印象はありません。
バケツ4L分作りましたが車全体を洗ったら、バケツに1L分程度は残ったので軽自動車や普通サイズの車なら十分です。
カーシャンプーをすすいで水引き具合や洗浄性能を確認
「VOODOORIDE(ブードゥーライド) JUJU(ジュジュ)」のシャンプー泡を、高圧洗浄機ですすいだ直後の車の状態です。
思った以上にボディに付いたシャンプーの泡切れがいいので、水洗いの時間短縮にもなりそうです。
ボンネットの部分を見ると、撥水とは違い疎水状態になっているのが良く分かります。また、ボディに付着していた汚れも、綺麗に流れ落ちているのが分かります。
ルーフ部分を見ても、明らかに撥水や親水状態と違うのが分かると思います。
撥水のように水玉が沢山出来ているわけではなく、また、完全親水とも違って水が膜のように固まって引いています。
このように洗車後にボディに付いている水滴が少ないと言う事は、水滴が乾燥して車のボディに出来る水染み(イオンデポジット)を軽減出来る事につながります。また、拭き上げ作業の時間短縮にもなります。
これは、夏場の洗車時の問題(拭き上げるよりも先に水滴が乾燥してしまう)を、解決してくれるカーシャンプーになりそうです。特に車のボディー色が黒や濃色の場合は、水染み・イオンデポジットなどが目立ちやすいので。
洗車後の水滴拭き上げ具合を確認
洗車後、車を拭き上げ場所に移動させてから、ボディに付いた水滴を拭き上げていきます。通常、ルーフ部分から拭き上げるのが手順ですが、今回はボンネット部分から拭き上げてみました。
拭き上げに使用したGYEONの「SilkDryer(シルクドライヤー)」の状態を見たら一目瞭然です。ちなみに、「SilkDryer(シルクドライヤー)」は、価格は普通のマイクロファイバータオルよりも高いですが、拭き上げ用クロスとして非常に優秀です。
ボンネットの拭き上げだけで、「SilkDryer(シルクドライヤー)」がこの程度しか濡れていません。どれだけ、洗車後のボディに水滴が付いていないのかが分かります。
当然のように、ルーフ部分に残っている水滴も僅かなので、拭き上げ作業が楽で時間短縮出来ます。「VOODOORIDE(ブードゥーライド) JUJU(ジュジュ)」の水引効果は、本当にスゴイです。
拭き上げ後、ワックス効果で車に艶や光沢が出た
洗車後の拭き上げ作業が終わると、車の変化にすぐ気付きます。車のボディに艶や光沢が出ました。ワックス成分であるカルナバ蝋が配合されているので、軽い洗車キズも分からなくなりました。
本来ならこの後、ワックスやコーティング剤を塗布していくのがいいみたいですが、敢えて今回はこの状態で止めました。この状態で、雨が降ったらどうなるのかを検証してみたくて。
その点に付いては、雨が降った後に追記してみたいと思います。
まとめ
快適で楽な洗車のために、泡切れの良さとすすぎ水が水滴跡を作らず乾燥していく不思議な水引き性能を持たせてあります。
今回、ワックスインシャンプーの「VOODOORIDE(ブードゥーライド) JUJU(ジュジュ)」を使って洗車しましたが、洗車後の水引き効果による拭き上げ時間の短縮や配合されているワックス成分による艶・光沢など、非常に満足出来るカーシャンプーでした。
最初、通常のカーシャンプーと比べて価格が高いので、通常使いのカーシャンプーとしてどうかと思っていました。
しかし、1回当り約100円というコストにしては、このカーシャンプーの効果は高く、特に夏場はこの「VOODOORIDE(ブードゥーライド) JUJU(ジュジュ)」を使うべきと言えそうです。下手なコーティング剤を使うよりも、納得いく仕上がりになりました。
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更新日:2023/12/18
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