愛車を綺麗に手洗い洗車するさいに、ガソリンスタンド等にある洗車機のように、泡まみれにして洗車してみたいと思った事はありませんか?そのような場合は、高圧洗浄機にカーシャンプを入れるオプション品を取り付ければ、愛車の泡泡洗車が可能です。
しかし、そのためには、そこそこの値段がする高圧洗浄機自体を購入する必要があります。それ以上に、マンションやアパート住まいの方の場合には、電源や水確保、近接する車の問題があり駐車場で高圧洗浄機自体を使用する事が出来ない事もあります。
そのような場合には、手軽な値段で購入でき、ポンプを手動で押して加圧して、カーシャンプの泡を噴射してくれる加圧式洗浄機を使用する事で泡泡洗車が出来ると噂です。実際に、加圧式洗浄機のフォームジェットを購入し、泡泡洗車が可能か試してみました。
フォームジェットは、どれ位の泡立ちなのか、また、愛車一台分の泡洗車は可能なのかをレビューします。
加圧式洗浄機 フォームジェットで泡泡洗車は可能か?
空気加圧式の本体の洗剤を入れて軽い力でポンピングして、クリーミーな泡で汚れを包み込んで浮かし、ジェット水流で洗い流せます。
パッケージ裏面
パッケージ裏面には、取扱説明を兼ねた内容が記載されています。
空気加圧式洗浄機なので、手動でピストンを上下にポンプして加圧し使用するのが前提です。
使用方法
- 水もしくは、水と洗剤を入れる。
- 蓋をしっかり締めてピストンを上下にポンプします。
- 噴射ボタンを押すと勢いよく水が出ます。
- 使用後、リリースバルブを引いて内部の圧力を解放して下さい。
セット内容
泡用ノズル(縦⇔横回転調整可)
水用ノズル(鋭角ジェット⇔広角ミスト(調整可)
加圧式洗浄機 フォームジェットを実際に使ってみた
「SONAX グロスシャンプー」で使ってみた
加圧式洗浄機のフォームジェットを使用して、泡洗車をするために使用したカーシャンプーは、「SONAX グロスシャンプー」です。
中性・ノーコンパウンドでワックスを落とすことなく洗浄可能
水5Lに対してキャップ1杯分(原液25ml)と濃縮率が高く、1本で40台以上洗車出来るので非常に人気のカーシャンプーなので、使用している方も多いのでは。
1.5Lの容量に対してキャップ半分程度を投入
加圧式洗浄機のフォームジェットのタンク容量は1.5Lに対して、「SONAX グロスシャンプー」をキャップ半分程度(約12ml)を投入しました。
本来の希釈率を考えると、まだカーシャンプーの量は少なくてもいい位ですが、取り敢えずどのような泡立ちになるか見てみたかったので。
後は、水を既定量投入して本体を軽く揺すって、ポンプと一体になった蓋をセット。たまに間違ったカーシャンプーの使い方で、水をバケツに入れてからカーシャンプーを投入する方がいるみたいです。
先にカーシャンプーをバケツに投入してから、水を注いでカーシャンプーの泡を作るのが正しい使い方なので、同様にカーシャンプーをタンクに投入してから、水を注ぐといいです。
加圧式洗浄機 フォームジェットのポンプを押す回数
加圧式洗浄機なので、空気を圧縮するためにポンプを何度も押す必要があります。10回程度である程度の時間噴射してくれればいいのですが、実際には最初40回程度ポンプを押す必要があります。
泡立ちや噴射している時間
加圧式洗浄機のフォームジェットから噴射される泡は、非常にきめ細かくクリーミーでバケツにカーシャンプーを投入して作っていた泡とは比べ物になりません。
泡持ちも良くクリーミーな泡なので、車のボディに付いている汚れをしっかり包み込んでくれているみたいです。後は、泡をスポンジやムートンなどで撫でて落としていけばいいです。
泡が噴射されている時間は、どれだけ加圧されているかによって変わってきます。最初に40回程度加圧した状態で、20秒程度しか泡噴射している時間が持ちません。その後、10回程度ポンプしながら泡噴射させて使い、また、泡噴射が弱くなってきたら再度ポンプを押して噴射させる。
加圧式洗浄機のフォームジェットタンク一杯分の量で、車全体を泡まみれに出来ますが、ポンプを押しながら泡噴射させないといけないので、大型車の場合は時間が掛かってしまう可能性があります。
コーティング施工をした車の場合、通常バケツにカーシャンプーで泡を作って使用した場合、どうしても泡と水が弾かれて流れ泡持ちが悪い事があります。
しかし、加圧式洗浄機のフォームジェットで噴射させた泡の場合は、泡がクリーミーな事もあり車のボディ上にしっかりと残っています。この点は、非常に大きなメリットになるのでは。
特にタイヤやホイール洗浄には最適
タイヤやホイールの足回り部分を洗うのは結構面倒な事が多いですが、加圧式洗浄機のフォームジェットから噴射される泡を満遍なく吹き掛ける事が出来ます。
普通の洗車だと特にホイール部分を洗うのは大変なので、意外と重宝しそうです。
まとめ
空気加圧式の本体の洗剤を入れて軽い力でポンピングして、クリーミーな泡で汚れを包み込んで浮かし、ジェット水流で洗い流せます。
加圧式洗浄機のフォームジェットの作る泡は、非常にキメ細かくクリーミーで泡持ちがいいです。加圧するためのポンピングをする事がネックになってきますが、それが苦にならなければ非常に便利な洗車アイテムです。
タンク容量が1.5Lで車1台分泡まみれにする事が出来るので、カーシャンプーの使用量も少なく済むので、カーシャンプー代も減らす事が出来ます。ただし、大型車の場合は洗う面積が広く、時間が掛かってしまいそうです。
更新日:2023/01/04
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