愛車を洗車した後に拭き上げる時に使うクロスやタオルが、「撥水してしまい困った」という事はありませんか?
特に艶や光沢を出してくれる簡易コーティング剤を車に施工している場合、簡易コーティング剤がクロスやタオルに残ってしまっている事が原因です。水を撥水させる事が目的なので、クロスやタオルにそのコーティング剤が残っていたら、クロスやタオルが撥水するのは当然です。
洗車の拭き上げに使用したクロスやタオルを普通に洗濯しただけでは、簡単にクロスやタオルに染み込んだコーティング剤は落ちてくれません。当然と言えば当然です。
そこで、カーコーティング剤が染み込んだ拭き上げ用クロスやタオルが撥水しないよう、元通りに吸水するようにする方法です。
拭き上げ用クロスやタオルが撥水するのは、コーティング剤が染み込んでいる状態
車の拭き上げ用クロスやタオルが撥水して、吸水しなくなっているのは、クロスやタオルの生地にコーティング剤が染み込んでいるのが原因です。
水を撥水させるのが目的なので、クロスやタオルにそのコーティング剤が残っていると、当然のように撥水して吸水しずら状態になっています。
このクロスやタオルの生地に染み込んだコーティング剤を取り除く事が出来れば、また、元のように吸水してくれるようになります。
コーティングを除去してくれる液剤を使う方法
水アカ分解成分【MCA】新配合で塗装を痛めず、キズに入り込んだ汚れもよく落とす。
【内容量】500ml
車に施工した簡易コーティング剤を綺麗に除去してくれる液剤を使う事で、クロスやタオルに染み込んだコーティング剤を除去する事が出来ます。
車に施工した簡易コーティング剤を、しっかりと落とす事が出来る液剤です。
クロスやタオルにこの「水アカスポットクリーナー」をたっぷりと吹き掛けた後、クロスやタオル全体を泡立てた状態で10~20分程置いてから、しっかりと液剤を水道水で洗い流します。
その後、衣類用洗剤で洗濯する事で、しっかり吸水する元のクロスやタオルの状態にする事が出来ます。
この「水アカスポットクリーナー」自体は、価格的にそこまで高い物ではありませんが、クロスやタオルが泡立つ程度使おうとすると、結構な量を使ってしまいます。
この点だけが気になるところです。もっとコスパよくクロスやタオルに染み込んだコーティング剤を落としたい場合は、次の方法を試してみて下さい。
セスキ炭酸ソーダを使って、撥水するクロスやタオルを元の状態に戻す方法
掃除などに使われる重曹やクエン酸。そして、最近掃除に使われる事が多くなってきたセスキ炭酸ソーダを使って、クロスやタオルに染み込んだコーティング剤を落とす方法です。
暮らしの中で、いろいろな使い方ができる便利な洗浄剤です。
粉末タイプ1Kgで大体5~600円程度で販売されており、水に溶かして使用します。このセスキ炭酸ソーダを使用する量が、5Lバケツで5gや10g程度なので非常にコスパに優れています。
セスキ炭酸ソーダ自体は弱アルカリ性なので、セスキ炭酸ソーダを溶かした水を触るとヌルヌルします。
バケツにセスキ炭酸ソーダの粉末を入れる
クロスやタオルを漬け置き洗いするためのバケツに、セスキ炭酸ソーダの粉末を投入します。
大体、1Lあたり2gを投入するといいです。
今回使用したのは5Lのバケツなので、10g(付属スプーン約2杯分)です。
バケツに40℃程度のお湯を入れる
セスキ炭酸ソーダの粉末を入れたバケツに、40℃以上のお湯を注いでいきます。セスキ炭酸ソーダ自体は水に溶けやすいので、直ぐに溶けて粉末は見えなくなります。
クロスやタオルにセスキ炭酸ソーダ水を染み込ませ漬け置きする
コーティング剤が染み込んだクロスやタオルを、セスキ炭酸ソーダが溶け込んだお湯に漬け込んでいきます。
漬け込むさいに、しっかりとクロスやタオル全体がセスキ炭酸ソーダ水を吸い込ませた状態にしておきます。バケツの中で何回か、もみ洗いしてもいいです。
衣類用洗剤で洗う
クロスやタオルの漬け置きが終わったら、しっかりと水道水で濯いでから、衣類用洗剤でもう一度洗います。
後は、しっかりと乾燥させてみて、クロスやタオルが撥水しなくなっているを確認してみて下さい。
まとめ
暮らしの中で、いろいろな使い方ができる便利な洗浄剤です。
車にコーティング剤を施工していると、洗車したあとの拭き上げ時に少なからず施工してあるコーティング剤が染み込んでいきます。
それを繰り返していると、徐々に拭き上げ用タオルが撥水するようになり、拭き上げが思うようにいかなくなります。
そのさいは、拭き上げ用タオルに染み込んだコーティング剤を洗い落とす必要がありますが、その場合、今回紹介した方法で解決出来るはずです。
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