スーパーやコンビニの駐車場に駐車するさいに、車止めでボディーを擦った事はありませんか?
スポーツタイプの車などは、バンバー部分を車止めで擦ってしまう可能性は高いですが、一般的な車なら安心!と思っていても思いがけず擦ってしまう事があります。
そこで、駐車場に設置してある車止めでボディーを擦らないために覚えて置きたい、車止めでボディーを擦ってしまう高さやどうして擦ってしまうのかを解説します。
車の最低地上高とはどの部分を指すのか?
車のカタログ等に記載してある、最低地上高はどこの部分を指している事が多いのかを知っておく必要があります。
ただ、最低地上高の定義として、「ボディを含む構造物以外の可動する部位は対象外」となっているため、可動するサスペンションのロアアーム等は最低地上高には該当しない事になります。
また、バンバーに関しては、灯火類(ウインカーやフォグランプ等)が組み込まれていなければ、これも最低地上高の対象外となります。
極端に言えば、この条件に当てはまればどれだけ低くても問題無いと言う事になり、車のカタログに記載されている最低地上高より低い場合があると言えます。
一般的な車の最低地上高はどれ位か?
一般的な日本の自動車であれば、最低地上高は130mm以上はあります。
一般的な車止めの高さはどれ位か?
一般的に駐車場で使われるコンクリート製の車止めの高さは、90~110mmが多いです。
これで考えると通常なら、車止めでボディを擦る可能性はかなり低いのですが、そうはいかない理由もあります。
例えば、古い駐車場で使われているコンクリート製の車止めは、150mmの所もあります。
こうなると、車によってはボディを擦ってしまう可能性もあります。
乗車人数によってさらに低くなる事も
通常なら今まで問題無く止められていた駐車場でも、乗車人数によってはいつもより増えた重量によって、車高が低くなっている事があります。
特にフロントアンダースポイラーを装着している車の場合、いつもならギリギリ擦らない高さだったのが、思わず擦ってしまう事があります。
駐車場への駐車は、基本はバックで止める
車の前方と後方では、前方の方が低い場合が多いです。
その事を頭に入れておくと、駐車場で車を止める場合には、車の後方から止めるバック駐車が基本になります。
ただし、先程も書いていますが、乗車人数によっては(特に定員一杯の場合)バックで止めても、車止めに接触する場合がある事に注意した方がいいです。
まとめ
駐車場に設置してある車止めでボディーを擦らないために覚えて置きたい、車止めでボディーを擦ってしまう高さやどうして擦ってしまうのかを解説しました。
一般的な車止めの高さは、90~110mm。
一般的な車の最低地上高は、130mm以上。
フロントアンダースポイラーなどを装着している場合は、その最低地上高より下がっている場合が多いです。
また、乗車人数によっては重量が増えて、本来の最低地上高より下がっている可能性が高くなります。
最終更新日:2023/03/21
コメント