車の運転席周りの場所で、ダッシュボードとインパネという部分がありますが、その部分は人によって結構曖昧な部分であり、意外と混在して覚えていたりもします。
ダッシュボードとインパネの部分を混在している事が多いですが、インパネとダッシュボードの範囲や設置場所は、 自動車メーカーや車種などによっても様々に異なるため、 明確な定義はありません。
そんな、車のダッシュボードとインパネの違いや役割を解説します。
ダッシュボードとインパネの違いや役割
ダッシュボードの部分や役割
自動車メーカーによってダッシュボードの範囲や設置場所は異なりますが、一般的にダッシュボードとは車の運転席や助手席の前方に位置する部分の事を指しています。
ただし、人によっては助手席前方の収納スペースをダッシュボードと呼ぶ事もあります。
ダッシュボードは、本来運転席や助手席の前方に位置することから、万が一事故が起こった際に事故の衝撃から人を守るというのが本来の重要な役割になっています。
また、ダッシュボード内のスペースを活かし、グローブボックス等の収納スペースとして活用されている場合が多いです。
インパネの正式名称や役割
インパネの正式名称は、インストルメントパネルと言い省略してインパネと呼んでいます。
自動車におけるインパネとは、運転席の正面に設置されているスピードメーターやタコメーターを始め様々な計器類を指しています。
これらの計器類は、車種や型式によって様々なタイプがあり、スピードメーターやタコメーター、自動車の異常を知らせる警告ランプなどのコンビネーションメーター、ガソリン残量計等、自動車の状態を表示する最重要な部分です。
自動車メーカーや車種によってインパネ周りは、実に多種多様なデザインがありますが、自動車内のインテリア性を左右する重要な要素となっているため、自動車メーカーはデザイン性に優れた先進的なインパネを作り、他社メーカーとの差別化を図るために力を入れて開発にあたっています。
最近のダッシュボードとインパネ部分の変化
以前までは、運転席の目の前にインパネがあることが多かったのですが、最近では車の運転中の視線移動を少なくするために、運転席と助手席のダッシュボード中間部分にインパネを設置するデザインが増えてきました。
運転席と助手席のダッシュボード中間部分にインパネが設置される事により、今までは運転者のみ知りえた情報(車のスピードやその他様々な情報)を助手席側の人も容易に知る事が出来るようになります。
自動車を安全に運転する上で、インパネは最重要な存在でその情報が見やすくて分かりやすく、そして、車内のデザインにいかにマッチするかが求められています。
まとめ
車の運転席周りの場所で、ダッシュボードとインパネという部分がありますが、その部分は人によって結構曖昧な部分であり、意外と混在して覚えていたりもします。
インパネとダッシュボードの設置場所は、自動車メーカーや車種などによっても様々に異なるため、
これと言って明確な定義はありませんが、インパネに関しては自動車の状態を表示する最重要な部分と言えます。
最終更新日:2022/12/13
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