一般的に汚れた車を綺麗に洗車しようと思えば、晴れた日にしている方が多いです。もし、雨の日に洗車をしている人を見かけたら、「雨が降ってまた汚れるのに洗車してる」「ちょっとこの人おかしい?」などと思われがちです。
雨の日に洗車場を覗いてみても、洗車をしている人をほとんど見かける事は無く、洗車をする意味が無いと思えてきますが、実際、雨の日に洗車をしてみたら意外と多くのメリットがある事が分かりました。
もちろん、雨が降っているので自分が濡れてしまうデメリットもありますが、仕事の関係で土・日しか休めなく洗車をする日もその日しか無い場合に雨が降っていたら、次の休みまで汚れた車の状態にしている方も多いのでは。
特にそのような方が知りたい、雨の日に洗車をしたら実際どうなるのか、また、雨天時に洗車をするメリット・デメリットを交えて解説します。
雨の日に洗車をする意味はあるのか?
そもそも雨が降る事で車が汚れてしまうのは事実です。ならば、折角洗車をして車を綺麗にしても雨が降っているので、再度、車が汚れてしまって意味が無いと思われてしまいますが、意外と大きな変化が車に表れてきます。
雨の日でもしっかりとカーシャンプーを使って洗車をしたら、雨が止み晴れた状態になった時の車のボディーに残っている汚れの量が圧倒的に変わってきます。
新車納車日から雨が降り汚れた状態
折角、新車で購入した車でしたが、納車日から雨が降り、翌日も雨と言う悲しい状態でした。しかも車のボディーカラーがブラックという事で、雨が止んだ後の汚れが目立ちやすい。
一応、車のボディーにはガラスコーティングを施工してもらっていたので、その効果を確認する意味でも、自分の場合は余り雨が降る事は気になっていません。
雨が止んだ後の車のボディー状態
納車されてから雨が2日降り、3日目は曇り、4日目は再度雨が降り、5日目の車の状態です。ぱっと見は汚れているようには見えませんが、車に近づいてみるとはっきりと汚れているのが分かります。
車のボンネット部分は、このように雨が乾いた後の汚い状態です。翌日からまた雨や曇りの予報だったので、敢えて雨が降る日に洗車をして、その後どうなるかを確認するため、そのままの状態に。
雨が降る日に洗車場で洗車してみた
天気予報通り翌日は雨が降っていたので、早速、洗車場に行ってみると当然のごとく車は一台もいませんでしたが、通常の洗車通りまずは、ボディーに付いている汚れを洗い流すために高圧洗浄機で水を掛けて、その後カーシャンプーで車のボディーを洗います。
その後、しっかりとカーシャンプーを泡を洗い流すために、水をしっかりと掛けていきました。雨が降っているのでシャンプーを洗い流す必要は無いと感じますが、カーシャンプーの泡が車のボディーの隙間にも入っているので、しっかりと泡を洗い流す事は必要です。
洗車場の隣を走っている車からの視線が少し気になりますが、車の汚れがどうなるのかを知りたかったので、さっさと洗車を終わらせました。小雨程度だったので、レインコートなどは使わず普段の恰好のまま。
通常、晴れや曇りの日に洗車をした後は、ボディーに付いた水滴を拭き上げる作業が必要になってきますが、雨が降っていて車のボディーはどうせ濡れてしまうので、拭き上げ作業自体は一切せずにそのまま洗車場を後にしました。
雨の日洗車をした翌日
洗車した日は一日中雨が降った状態で、翌日は曇りでした。雨の日に洗車をした意味があるのかはっきりと確認が出来る状態です。車のボンネット部分に少し汚れがありますが、洗車前の汚れはしっかりと洗い流されていて、思った以上に綺麗な状態でした。
もちろん、前日の雨の中、車を走らせていたので足回り部分には、少し汚れが付いていましたが、それ以上にボンネットやルーフ部分の汚れが取れている事の方が、気持ち的にとてもスッキリしました。
さらにまた雨が降った後、どうなったか
折角、雨の中洗車をしてある程度綺麗になったと思った翌日、再度、雨が一日中降ってしまいました。
雨が降った翌日の洗車場で汚れを確認してみると、汚れはそこまで気にならない程度です。雨の日の洗車は無駄では無く、意外と意味がある事が分かりました。もちろん、雨が降っているのでWAXやコーティング剤で車を磨く事は出来ません。
雨の日の洗車には、もちろんメリット・デメリットがありますが、それを理解した上で洗車をしたらいいのでは。
雨天洗車のメリット・デメリット
メリット
- 車が濡れるので、拭き上げ作業を省く事が出来る
- 雨で汚れが浮き上がり、シャンプーで落としやすくなる
- 洗車場が空いているので、周りを気にしなくていい
- 晴れた日と違い車のボディーが熱くないので、ゆっくりと作業が出来る
- 暑い季節だと雨に濡れるのが気持ちいい
デメリット
- WAXやコーティング剤を使って、最終的な仕上げ作業が出来ない
- 自分が濡れてしまうので、雨に濡れても大丈夫な恰好で作業をする必要がある
- 雨の日の洗車をした事が無い人からは、白い目で見られる
まとめ
雨の日の洗車は、実は意外とメリットが多い事が分かりました。拭き上げ作業を省く事が出来るのは、洗車の時間短縮にもなるので、土・日の休みにしか洗車の時間が取れない方がその日雨の場合でも洗車をしておくと、雨が止んだ後に結構綺麗な車の状態になってくれます。
車の最終的な仕上げは出来ませんが(屋根付きの拭き上げ場があれば別ですが)、小雨程度なら自分が濡れても大した事は無く、洗車場も空いていて作業がしやすく車が綺麗になるのでオススメですよ。
更新日:2023/03/20
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