ディーラー(販社)で新車を購入するためには、色々な手続きが必要になってきます。初めて新車を購入するさいには、戸惑うことも多く前もって購入するための流れやそのさいに必要な物を準備をしておくとスムーズに購入手続きが出来ます。
そこで、新車購入時の流れや必要な書類、そして、必要になってくる物を分かりやすく解説します。
新車購入の契約で必要になってくる物
購入したい車が決まり、ディーラー(販社)から提示された見積内容に納得したら、契約手続きになります。新車を購入するさいには、敢えて契約書と表示された書面が用意されているわけではありません。
新車を購入するさいに購入者が用意するものは少ないです。ただし、物によっては準備するのに時間が掛かる物があります。出来るだけ早く納車してもらえるように、あらかじめ用意しておくといいでしょう。
また、普通自動車と軽自動車では、実際に用意する物が異なる点も注意して下さい。
普通自動車の購入で必要になってくる物
- 実印
- 印鑑証明書
- 委任状
- 車庫証明書
赤字になっている物が普通自動車の新車購入時に必要な物で、後は通常ディーラー(販社)側が用意する物です。まだ、実印を役所等へ届けておらず印鑑証明書が無い場合には、早めに印鑑登録をしておいた方がいいです。
車庫証明書の取得は、ディーラー(販社)に代理を依頼する事が多いですが、自分で車庫証明書を取得する事も出来ます。もちろん、自分で車庫証明書を取得する事で、新車購入の費用抑える事も出来ます。
実は、車庫証明書を自分で取得しようとすると、自動車保管場所証明申請書内に車台番号の記入が必要となってきます。この車台番号が分かるタイミングは、自動車メーカー工場で注文した車が完成した時です。
この車台番号がディラー(販社)で分かると、車庫証明取得の依頼の連絡がくるはずですが、実はこの車台番号が分かってからディーラー(販社)へ、注文した車が運ばれてくるのが7~10日程度です。
こうなってくると、自分が購入した新車が納車される日まで、あと僅かだと言う事も分かってくる利点もあります。(ディーラーオプション装備の数次第で、納車までどれ位の日数掛かるかは変わります。)
念のために言っておきますが、車庫証明書が発行されなければ、新車登録をする事が出来ないので車検証が発行されません。車庫証明書の取得が遅れれば、その分実際に納車されるまでの日数が掛かってきます。
車庫証明書は、駐車場所の管轄警察署で受付ており、受付時間は平日の午前9時頃から午後5時頃までです。申請する時と受け取りにいくのと2回は、警察署にこの時間帯に行く必要があるので、平日なかなか時間が取れないという人は、素直にディラー(販社)に代行してもらった方がいいです。
軽自動車の購入で必要になってくる物
- 認印
- 住民票
- 委任状
赤字になっている物が軽自動車の新車購入時に必要な物で、後は通常ディーラー(販社)側が用意する物です。普通自動車と違って、新車注文時に使用する印鑑は認印で問題無いです。後は、住民票が必要になってきます。
最近の住民票では、マイナンバーも住民票内に表示させる事が出来ますが、たぶんディーラー(販社)担当者から、「マイナンバーが記載されていない住民票」と念を押されるかもしれません。
普通自動車と違って、軽自動車の場合は車庫証明が必要無いので、車庫証明書の事を考える必要はありません。
まとめ
ディーラー(販社)で新車を購入するためには、色々な手続きが必要になってきますが、初めて新車を購入するさいには、戸惑うことも多いです。今回紹介した物を前もって準備をしておくとスムーズに購入手続きが出来ます。
普通自動車と軽自動車の場合で用意する物が違うので、その点だけは注意して下さい。
最終更新日:2023/03/20
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