新車を注文して、やっと納車日が決まるとワクワク感が爆発しそうになってきませんか?自分の場合は、納車日前日にディーラー前を通り過ぎる時に、自分が注文したであろう新車を見かけたら、もうソワソワして落ち着いて眠れない位です。
納車日当日になると、居ても立っても居られなくなり、慌てるように新車を注文したディーラーへ。皆さんも同じような心境なのでは?
ただ、このように慌てている状態で納車を受けると、納車後に思わぬトラブルを招いてしまうこともあります。そこで、はやる気持ちをグッと抑えて、納車時にしっかりと確認しておかなければならない事があります。
早く新車に乗りたい気持ちを抑えて、冷静にディーラー担当者から一通りのことは説明を受けますが、ただ聞いているだけでは新車に不備があっても意外と気付かない事があります。しっかり納車時に確認するポイントを抑え見ていけばいいです。
そうする事で、納車される新車の不備を見落とす事無く、気持ちよく帰路につけます。また、納車前に不備を発見する事が出来れば、納車後に気付いて余計なトラブルになる事を防ぐことにもなります。
そこで、納車後のトラブル予防にもなる、新車納車時に確認するポイントを解説します。
新車注文書を用意して納車に備える
納車を受けるさいには、受け取っている新車注文書を用意しておくといいです。結構記憶は曖昧なもので、一緒に注文していたオプション品が何だったかを納車時に思い出せない事もあります。
そこで、オプション品等が確実に取付られているかを確認するためには、新車注文書を見ながら確認していくといいです。ディーラー担当者のペースで確認せず、自らのペースで確認していく事が肝心です。
新車のエクステリア(外観)確認
車のボディーの塗装状態やキズ・凹みの有無
車全体にキズや凹みが無いか確認していきます。また、一緒に塗装の状態も確認していきます。ただ、正面や真横から塗装状態やキズの有無を確認するだけでなく、斜めの位置から車のボディーを反射させるように見て、光や周辺の景色が歪み無く見えれば問題無いです。
車のルーフ(屋根)部分は、ついつい確認するのを忘れてしまいがちなので、ディーラーで踏み台を借りるか、少し高いところ(ルーフが見える高さ)に乗るなどして確認するといいです。
車のドアをやトランク、ボンネットを開けて、縁周りや内側の塗装具合なども確認しておくといいです。
最近では、新車納車時にガラスコーティングをする事も多くなったので、もし、ガラスコーティングもお願いしているならば、塗装状態だけでは無くガラスコーティングの状態も見ていくといいです。
オプション品の取付確認
新車注文時、一緒に取付依頼したオプション品の取付確認をしていきます。特に、ディーラーオプション品は注意して確認します。
エアロパーツや前後のバンパーの取付状態
純正エアロパーツは、ディーラーで取り付けを行う事が多いです。と言う事は、一度ディーラーに新車が届いてから取付を行うので、そのさいに不具合が起きていないかの確認をするといいです。
バンパーを取り外した後に取り付けられるオプション品(例えば、フォグランプなど)は、再度ディーラーでバンパーを取付るので、そのさいに不具合が無いかを確認します。具体的には、車のボディーとバンパーの隙間が無駄に空いていないかを確認します。
インテリア(車内)の確認
内装品の確認
カーナビやドライブレコーダー、追加モニターなどの取付依頼をディーラーにしている場合は、取り付け状態を確認します。特にカーナビの画面などにキズなどが入っていないかも、確認しておくといいです。
ダッシュボードなどもしっかりとキズが無いかを確認しておきます。ディーラーオプション品を取付けるさいに、気付かないキズが入っている場合があります。特に納車後にそのキズに気付いても、なかなかディーラー側が認めてくれない場合が多いです。
新車の車検証や付属品・装備品の取説確認
次に確認していくのが車検証など、書類や装備品の取扱説明書の確認です。車検証や車の点検整備に必要な書類、装備品の保証書や取扱説明書を必ず受け取りましょう。カーナビやドライブレコーダーなどは、取扱説明書が無いと操作に困ります。
また、車の取扱説明書もあるので、しっかり受け取っておきましょう。受け取った車検証を元に車のナンバーや記載されている内容に間違いが無いかをチェックしていきます。
車には車台番号が必ず刻印されている(多くの場合は、エンジンルーム内が多いです)ので、間違いが無いかのチェックもしていくといいです。
まとめ
新車の納車日は、早く新車に載りたくて納車時の確認が疎かになりがちです。気持ちを落ち着けて、ディーラー担当者と一緒にしっかりと新車の状態を確認していく事が、納車後のトラブルを防ぐ事になります。
上記の順番で確認していくと、納車時の確認忘れも防げます。納車時に不具合を見つければ、担当者も一緒なので確認もしやすい上に、程度によってはすぐに対処してもらえる事もあります。
納車後に気付いて担当者に連絡をしても、トラブルの元になる事もあるので、納車時にはしっかりと不備が無いか確認しておく事が、ディーラーと良好な関係を気付いていく上でも重要な事です。
最終更新日:2023/03/28
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